２００４年１月１７、１８日（土、日）　恒例の一泊旅行に行ってきました。前日より大雪の天気予報が出るなか、１２名を乗せたバスは朝８時に勝華園を出発、雪も少なく意外とスムーズに名神高速を東に走り愛知県をめざします。
岐阜羽島ＩＣを下りて、信号の少ない一般道を一路、愛知県稲沢市に向かいました。普段カーナビに頼っている園主は、不安ながら、ついに石井植治園に到着。　 　日頃、さまざまお世話になっている石井さんが待つ植治園は、雪の中。
昼からは、井堀川、三宅川沿いにある盆栽園をはしご、津坂さん、村井さん、河村さん、新海さん、２軒の竹下さんと、冷たい雨・雪の降るなか、それぞれ特徴のある盆栽園を訪問しました。
泊まりは、Ｍさんの紹介で知多半島最南端の山海温泉「粛　海風」。ここは総檜づくりの立派な和風旅館。 　広島から駆けつけてくれたＥさんも合流して、夜遅くまで盆栽談義に熱が入りました。
翌朝、元気な面々は一路、美浜町の知多江本園へ。凍結したのか、通行止めになった知多有料道路は走れず、一般道を。常滑でおこなわれる「鉢と盆栽祭」にむけて、鉢合わせに忙しい江本さんにお世話になりました。
日本六古窯のひとつ、常滑には多くの有名盆栽鉢作家が窯をかまえています。今回は、磯村商店さんを訪問。有名作家の鉢が並びます。 　Ｍさんの親しい行山さんも駆けつけてくれました。
雅風展の売店でもおなじみの知多富松園に着く頃は、前日の雪も消えて日差しがあるところはだいぶ暖かくなりました。 　大型盆栽も多く並び、雅風展でたくさん売れたとはいえ素材も多く見せてもらいました。
喜八園は、若い職人さんが頑張っています。 大物が多く並ぶなか、小品や中品にも力が入っているようです。右の写真は、紙谷さんが管理する真福寺所有の五葉松、川端康成遺愛のものです。
大物盆栽に囲まれて、Ｋさんは目がきらきら。文人の真柏素材を２本も手に入れました。 　そして、今回１番高額の買い物は、・・・！
たくさんの盆栽園を精力的に廻った愛好家たちは夜８時頃勝華園に無事到着。手に入れた樹をかかえて元気に家路につきました。